果てしないミライ

そして
果てしなく遠いミライへ

夢みる少女の歌声が聴こえる
旅する少年の瞳が揺れる

砂浜から消えていく足跡
街に彷徨う言葉たち

またこぼれていく
セツナの群れを

大地に耳をあてて
全身でとらえている

果てしなく続くミライへと
ぼくは解けていく