月別アーカイブ: 2020年2月

ヘヴン

問いかけに対する
イエスとノーが
あるという
上りと下りがあるように
離陸と着陸があるように
携帯電話のアラーム音が
朝を確実に告げる唯一なら
電子はあながち悪いものではない
あとこれから百年後
わたしひとりの想いはあまりに小さい
政治だって古い
音楽は新しいかもしれないが
セクシャルがハラスメントではなく
美しいに拡大解釈されるかもしれない
こんなこと言っているときっと笑われるし怒られる
でもそれがイエスかノーの二択だけであるなら
その奥のイエスとノーを感じて考えたい
ピストルの弾が空気だけに変わる前に
海へわたしたちが還る前に
祈る前に祈ろう
平凡すぎることを