じだいおくれ

あしたのことは
だれも知らない

街にでると
それが嘘のようで

居酒屋では
強者の世界が広がって

テレビでは
ごまかされたまま笑わされる

新聞を
読んでいるふりをして

あしたのことは
だれも知らない

ぼくだけ
数年取り残されていると

あしたのぼくは
まだ知らない