taste

とりあえず
言葉とか
散りばめてみれば
日々の穴が少しづつは埋まる

あまりに当たり前な間隔で
体調を崩すせいか
これも一部かと思える始末

週末は睡眠と食事にのみ
費やしていたいと考えるが
厭世的な感情が
それを遮ったりする

停滞する
失われていく
なんて
ただの戯れ言

A person of taste
滴る水さえも美しい
静けさに耳をすませば
あすはハレの日だから

珈琲を口に含んで
ひと呼吸して
からだと意識を別々に切り離せば
風の歩く音がする