生まれたての存在

日曜日を終えるために
文字の点滴を繰り返す

文字の流れに沿って
からだが広がっていくよう

広がって
なくなっていくよう

なくなりが
境目も壊していくよう

生まれたころの
生まれたての存在から

今までの
つくられた存在まで

そして
これからの存在を

広がってなくなり
なくなって生まれている

はやくわたしに
逢ってみたいと思う