半透明のあした

まだ見えていない

ただでさえ

崩れそうな

青い瞳の先で

またなにかを

思い返して

退けて

それでもまだ

噛みしめて

握りしめて

ほどけるように

笑うのでした

あしたが

いつになるのかも知らず

きょうが

あしたに変わるかもしれず