刹那 最高の最低は 呆気なく 更新される 足踏みだと 思っていたら 地団駄だと 教えられ 信頼は 嘲笑われ 精神は 深い眠りに 苛立は 朝刊に ぼくは 無欲を望み ぼくは きのうから先を 拒み続ける あしたは たぶん 欲望に 溢れている この指の 隙間でさえも さらさらとした 刹那のざわめき