夏の夢

今日一日、一緒にいたからといって
明日も一日、一緒にいたいと思うかどうか
わからないし、答えはないけれど
今日一日がきっと
いつかの一日になるようだし、
肝心なのは続いていく日常であって、
まだ夏の終わりは遠く
秋の始まりもきっと遠く
想いの先はもっと遠い。
後悔が夢を見させるのか、
蝉時雨れは響いたまま
週末の夜を迎えにいく。