石畳とピザ(あるいはピッツァ)

とある石畳の道をぬけて

無機質でかたく冷たい建物が並び

同じような色とかたちをした服を着る

なぜか不思議と

ピザがたべたくなるのだ

ナイフとフォークで一枚を

とある石畳の道から

大きな木の扉をあけて

簡易なエレベーターをのぼれば

ほくは眠れる

ただ眠れる