日付をこえた
八月の終わり
ゆるやかな坂道を
のぼりながら
あしたの今頃を
かんがえた
そこには
九月だけが
居座り
八月は失われた
暗がりで光る
猫の目を
ぼやける目で
追った
まだ日付をこえたばかり
眠りついたら
そこで
きょうは終いになる
どこから来て
どこへ行くのか
コンビニでビールを買って
飲みながら帰った
わたしに
身分はないのだろうか
飲みながら歩いたからか
Tシャツが濡れてしまった
日付をこえた
八月の終わり
ゆるやかな坂道を
のぼりながら
あしたの今頃を
かんがえた
そこには
九月だけが
居座り
八月は失われた
暗がりで光る
猫の目を
ぼやける目で
追った
まだ日付をこえたばかり
眠りついたら
そこで
きょうは終いになる
どこから来て
どこへ行くのか
コンビニでビールを買って
飲みながら帰った
わたしに
身分はないのだろうか
飲みながら歩いたからか
Tシャツが濡れてしまった