羅列

石油ストーブの
音と匂いで
ぼくの現実は
完結した
マッチをすって
煙草に火をつけるまで
現実は幾度となく続く
吐きだした煙が
あしたの雲の材料になる頃
言葉の羅列は
ただの羅列になる
らりるれろ
やゆよ