言葉で語るほどのシアワセを持ち合わせていないよ
といったのは
誰だったか忘れてしまった
もしかしたら自分自身かもしれないけれど
鮮明すぎるのでおそらく違うと思う
彼女の予測不可能は
あまり前向きなものではないし
僕の予測不可能は
かなり気まぐれだったから
あしたがその日かもしれないし
きのうがその日だったのかもしれない
つまるところ
彼女が納豆が大好きでたまらない!
といったとしても不思議はないし
僕が納豆なんて食えたものか!
と対抗してもなんら不思議はない
不思議といえば
どんなに不満でも
どんなに焦がれていても
眠くなってしまうということだ
そこにはアリスもへったくれもない
あるのは頭のなかへ入っていく自分だけ
夜風すら愛おしかったりする