深夜放送

わたしの
ああしたい。こうしたい。
には理由があって
然るべきだったけれど
それが最近
全くもってままならない
古びた服も古びた食器も苦手だけれど
紙幣なら平気
血まみれでも平気
それはお金が必要だからかどうか
つまりは生きることの飢え
衰えて後退して動かなくなって
結局眠って朝来ておはよう
せめて繋いだ手を離さないように
笑顔でさよならできるように
今日も空気だけは正常に回しております