空腹が僕を呼ぶまで

夢を忘れたふりをする
昨日言われた言葉を忘れたふりをする
遠くで鳴いてる汽笛の音に
近くで鳴いてるカラスたちの音と重ねる
平均台の上でバランスを取るように
両手を大きく広げて
掴むのではなく受け取ればいいと
僕は今日初めて知ったのに
泣くかもしれない
と思って目を閉じたら
朝だったりするみたいで
空腹が僕を呼ぶまで
生きてるフリをして過ごす