あしたの月

きょうがどんな日でも

あしたの月を見ようと思う

あしたの月がちょうど半分でも

輝き放つ力は大きい

雷鳴って梟鳴いた

雨が降って風が吹いた

きょうにつまづいて

あしたにすべりこんだ

きょうがどんな日でも

あしたの月を見ようと思う

曇で見えなかったとしたら

次の朝日を待ちわびてみよう

そしてそれから

ゆっくり眠ろう

気が済むまで眠ろう