くだらない休日

此処が一秒
彼処が十秒
昨日までがいっぱいで
明日はまだ知らない

夕方
坂を歩いてのぼって
気がついたら走ってくだった

無関係なカラスでさえも
わたしに関係しているような
自意識のなかで

なにもかもに
無関係でありたいと
思いながら
ワイドショーを流し見ている