空っぽの欲求

僕はたぶん
腰にぶら下げた拳銃で
涙ながらに頭を打ちぬいていただろう

それを回避できたのだから
まあ、よしとして

でもなんでか
このせかいにはお金と立場が目まぐるしくて

だからこんなにも悲しいのか
とは思わないけれど

それに似たような
孤独を常日頃感じている

でもきっと
孤独とは裏腹に
空っぽの欲求を満たしていくんだろうな