イキヲハク記憶

イキヲハクオトが
どこへいっても
きこえてきて
ぼくはクチヲトジル
内臓が痛む
錠剤を床にばら撒きながら
イキヲハクイキヲハク
イキヲハクだけの記憶
ぼくは結局
何処にも存在しない
なにも変わってないのだ
車に乗れるように
なっただけだったりする