昨日今日

わたしの頭の奥のそのまた奥の髄となるべきそのあたりにはおもしろくて白い塊があります。感情を言い訳にして逃亡するべく掌の皺を数え始めるのですよ深夜に。ファミレスじゃないのにコーヒー何杯飲んでどれだけ頬杖ついて足をぶらぶらさせるのよ。髪の毛がぎちぎちしてきて顔はぎとぎとしてきたのだから熱いシャワーを頭の先端から浴びたい。一つ目のしずくがぶつかって割れる音を頭の先端から奥のそのまた奥のへんてこな文字の集合体へと到達させる夜から朝へ。きっと夜へ。また朝へ。すさまじい数の一瞬がやってきてへばりついたの昨日から今日にかけて。