しがない しがない私の方向性から 見え隠れする夕日から またはその逆の朝日まで ふあんで でも早く来い! とも思っている次第なのは もうぐずる私でもわかっています いまこうして カツカレーをたいらげても尚 引き寄せられるように あたまいっぱいにしている そんな始末 しかし不思議なことに しがない私にはもうなることはなく それはあきらかに定着した 一部分なのだと ふあんなことのなかで思うのでした