しがない

しがない私の方向性から
見え隠れする夕日から
またはその逆の朝日まで
ふあんで
でも早く来い!
とも思っている次第なのは
もうぐずる私でもわかっています
いまこうして
カツカレーをたいらげても尚
引き寄せられるように
あたまいっぱいにしている
そんな始末
しかし不思議なことに
しがない私にはもうなることはなく
それはあきらかに定着した
一部分なのだと
ふあんなことのなかで思うのでした