呟き

こわれたリュックに
日に焼けた写真
インスタント麺と缶ビール
未読の本の山が埃をかぶり
秒針の音がほんの少し先を行く
わたしの部屋の今日と明日
五年前が頭をかすめる
眠りと現が行ったり来たり