ある休日

パンの耳、ではないところを
そのままたべて
パンの耳、を
牛乳に浸してたべた
残りの牛乳に
少しコーヒーをいれてのみ
床に寝そべった
日差しだけはまだ
わずかに力強い
両手を広げて
うたた寝をした
少しだけ寝すぎてしまい
夢をみた
なんとなく嫌な夢
目覚めると同時に
その夢は忘れた
空っぽのカップに
コーヒーをいれてのみ
開けっ放しの食パンの袋を閉じた
そしてまた床に寝そべった
今度はただまっすぐに
床に寝そべった
夕飯のことはなにも
考えていない
というより
考えないようにしている