なんとなく 休日が 薄められた砂糖水のごとく 鳥の鳴き声とともに 広がっていく なんとなく 退屈で なんとなく 愉快な 休日。 テーブルには 美味しいコーヒーがある いつだったか 渋谷で飲んだコーヒーが ひどく不味かった このうえなく 不味かった でも なんとなく 愉快で なんとなく 退屈だった とても心地がよかった 記憶。