坂の途中

休日と夜は

まるで悪夢だ

ピエロのように

おどけて笑う

しかし

そこにはある種の

現実を超えた現実が存在する

またしても

雨の帰り道をいく

坂の途中は

まだ見当たらず

また夢に転げ落ちる