なにもない日

歩きながら
なにもない日を探しました

目の前に飛び込んでくる
風、虫、花、草、土

見渡せば
雲、山、鳥、屋根、地球

寝転がりながら
なにもしない時間を探しました

目を閉じると
記憶、想像、希望、現実

目を開くと
空間、音、匂い、世界、一日

気がつくとまた
同じように食事をとる自分がいました