生きてる生きている 生きてるから 生きているから 忘れても 忘れていても 途切れることなく続いていく ほんの少しの幸福が あなたの存在に生まれ変わったり 些細なことの絶望が ぼくの存在に生まれ変わったり 辿々しいこともあり おぼつかないこともあり 日日にしるしをつけて 舌先を今日に触れる 生きているから どうでもよくて 生きているから ファンタジーが開いた 駆け出した空は とても健やかな青色をしていたこと 生きてるから わかったんだ 生きているから みつけたんだ