公園

だらだらと限りない午後

ぼくは公園にいる

散歩して

背伸びして

ときどき欠伸して

めんどうなことは後回しにして

身近な将来を考える

夢はどうだ

現実はどうだ

街はどうだろう

社会はどうだろう

夕暮れに公園が吸い取られていく

生きるより先に感じなければ

生きるより後に考えなければ

ぼくは公園でひとり

あしたを知らんぷりする