たった今から

たった今から

あなたの枠が空いたなら

ぼくは迷わずに

その枠を埋めたい

そのために出掛けられる服も着た

髪もあらかた整えた

だけどあなたが空くことはない

たとえ空いたとしても

せっかくのひとりの時間を

邪魔するわけにもいかない

そのかわりに

少しの隙間をぼくにだけ

たった今だけの

気持ちがほしい