中秋の名月

いくら月が丸かろうと

いくら酒がうまかろうと

あなたを支えなければならなかった

確かな後悔

夢のような心地よい手の温もり

明るすぎる光を頼りにして

家へ帰ろう

音がすべて吸い込まれていくように

道に伸びる影をめざして