復讐

音のしない意識

変わりゆく毎日を

見つめない孤独

囚われてしまい

埋め尽くされた

時間と言葉

一瞬のことを

遂げるまで

一瞬ですべてを

ひっくり返すまで

想像し

ときには

震え

忘れたころに

長い年月をかけ

笑う

そして

地面を

踏みつける

平らに

なにごともなかったかのように

わらう